デジタルサイネージのリース費用とリスク

デジタルサイネージの初期コストは、端末代金とコンテンツの制作費用がかかるため、規模によってはかなりの出費になることがあります。そのようなときは本体をリースすることで初期費用を抑えることができるのですが、リースにはコスト面で優位な反面、注意しなくてはならないこともあります。まずリース自体に審査があるということです。審査に通ることができなければ契約はできません。

そしてリース自体にも最低契約期間が設定されているため、もし使い始めて思ったような効果が出なかったとしても、途中で解約ができなかったり、違約金が発生してしまうことがあるのです。保守や修繕義務もユーザー側にあるため、もし途中で壊れてしまった時に追加費用が発生することもあります。ただし保険を付けることによってリスクは軽減できます。デジタルサイネージのリース料金は相場的には本体価格の2%程度が毎月かかってくるので、4~5年以上運用する場合は自前で購入したほうがトータルのコストは安くなるでしょう。

催し物などで一時的に使いたい場合は、リースではなくレンタルという選択肢もあります。レンタルの場合は保守や修繕義務はレンタル元にあるため、使い方に大きな誤りがない限り追加費用が発生することはありません。デジタルサイネージはどのくらいの期間運用する予定なのか考え、購入、リース、レンタルの中から都合の良いものを選ぶのが良いです。購入した場合は資産となりますが、価格によっては減価償却することができるので、毎年の経費から引くことが可能です。

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